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海外コメンタリー

クラウドネイティブ時代に向けて--ヴイエムウェアの5つの投資 - (page 3)

Janakiram MSV (Special to TechRepublic) 翻訳校正: 村上雅章 野崎裕子

2016-01-15 06:15

VMware vSphere Integrated Containers:仮想化とコンテナ化の邂逅

 企業顧客は、コンテナ化することができないミッションクリティカルな業務アプリケーションを数多く抱えている。しかし、こういったアプリケーションであっても、今日のマイクロサービスとの相互運用が必要となる場合も出てくる。

 従来型のアプリケーションをコンテナに移行できるようにするために、VMwareは「VMware vSphere Integrated Containers(VIC)」を開発した。これはマイクロサービスと並行して動作する高度に最適化されたVM内にコンテナをカプセル化するテクノロジであり、「Docker」との高い互換性を有し、同じAPIを共有している。このため、各VMをコンテナとして扱える。その結果、Dockerの膨大なエコシステムとVICとの相互運用が可能になり、顧客は仮想化されたワークロードとコンテナ化されたワークロードを組み合わせられるというわけだ。

まとめ

 昔から企業は最新テクノロジの採用に及び腰である。彼らは真新しいものごとをしっかりと見極めてから投資に踏み切るのだ。しかし、コンテナ化は最高情報責任者(CIO)の関心を引いているようだ。多くのワークロードが既にVM上で動作しており、開発者はアジャイルな方法論に賛同し、企業は新たなプロジェクトのためにクラウドネイティブアプリケーションの評価を行っている。

 興味深いことに、既存プラットフォームのベンダーは、クラウドネイティブアプリケーションという新しい世界においてさほど重要な役割を担っていない。DockerやKubernetesが注目されるとともに、彼らのスタックはコモディティ化された単なるインフラとして過小評価されるようになってきている。このトレンドによりIBMやMicrosoft、Red Hat、VMwareといったプラットフォームベンダーは、顧客に対して仮想化及びコンテナ化に向けた統合スタックを提供する必要に迫られている。VMwareにおける統合コンテナやPhotonプラットフォームの開発という試みは、そういった目標に向かうものだと言えるだろう。

 VMwareはコンテナの時代に自らの支配力を維持し続けられるのだろうか?その行く末を、じっくりと見定めていきたい。

この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。

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