NEC、SDNを利用した8K高精細映像配信の伝送実験を実施

NO BUDGET 2016年02月05日 18時37分

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 NECは2月4日、国立研究開発法人情報通信研究機構(NICT)と共同で、2月5日から開催される「さっぽろ雪まつり」の8K(横7680×縦4320ピクセル)の高精細映像のライブ中継を、SDN(Software-Defined Networking)を利用して伝送する実証実験を実施すると発表した。

 実証実験は、今回構築した試験用ネットワーク上に、NECのSDN対応製品「UNIVERGE PFシリーズ」のコントローラスイッチや各種のネットワーク装置を2拠点(札幌、大阪)に設置し、北海道テレビ放送等の実験参加組織と協力して、「さっぽろ雪まつり」の8Kライブ映像データを大阪(グランフロント大阪内のナレッジキャピタル)に設置したパブリックビューイングモニタに配信するという内容。


実験の概要(NEC提供)

 試験用ネットワークは、NICTの研究開発用ネットワーク「JGN-X」と大学共同利用機関法人情報・システム研究機構 国立情報学研究所(NII)が構築中の学術情報ネットワーク「SINET5」で構成。NECの統合運用管理ソフトウェア「WebSAM」の自動制御機能とUNIVERGE PFシリーズを連携させることで、ワンクリックで映像配信ネットワークの制御を可能にしているという。

 同実験では、世界で初めて(2016年2月4日現在。NEC調べ)SDNを活用したネットワーク上で24Gビット/秒超の伝送容量を実現するほか、データを送信する際には、IPsecによるセキュリティ対策(暗号化)を施し、高い秘匿性を実現するとしている。

 IT基盤運用管理者だけでなく利用者の要求に従い、(1)セキュリティやネットワークの各種専用機器の組み込みや切り替え、(2)配信元から配信先までの配信経路の切り替え、(3)マルチキャスト/ユニキャストなど配信方式の変更をオンデマンドで短時間に実施できること、(4)ネットワーク接続端末の設定変更負荷を軽減できることーーなどの検証も行う。

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