Amazon Web Services(AWS)は米国時間3月15日、データベースを簡単かつ安全にAWSに移行するサービス「AWS Database Migration Service」の一般提供を開始したと発表した。同製品はこれまでプレビュー版として提供されていた。
AWSによると、Database Migration Serviceは顧客のオンプレミス環境で稼働している「Oracle Database」や「Microsoft SQL Server」「MySQL」「MariaDB」「PostgreSQL」上のデータをAWSのクラウドに移行できるフルマネージド型の移行サービスだという。
AWS Relational Database Services担当副社長のHal Berenson氏は声明で、「AWS Database Migration Serviceのプレビュー期間中に、数百もの顧客が1000を超えるオンプレミスデータベースを『Amazon Aurora』や、『Amazon Relational Database Service(RDS)』上のその他のデータベースエンジン、『Amazon Elastic Compute Cloud(EC2)』上で稼働するデータベースへと移行した」と語っている。
また同社は、11週間足らずの間にその多くの顧客が「AWS Schema Conversion Tool」も利用して、データベースエンジンを切り替えたと述べている。
「プレビュー期間中、AWS Database Migration Serviceを使用したデータベース移行の3分の1では、AWSのクラウドへの単なるデータベース移行だけでなく、その段階でデータベースエンジンの切り替えも実施されていた」(Berenson氏)
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。