「Raspberry Pi 3」は発売時に20万個以上が出荷された。そのうち1つを購入して、この35ドルのコンピュータで何をしようかと考えあぐねている人もいるかもしれない。
この記事では、さらに強化されたRaspberry Pi 3の能力を最大限に引き出す10の使い道を紹介しよう。Raspberry Piシリーズでおなじみのものもあれば、とにかく楽しい使い方もある。

1.クラシックゲームのエミュレータ
Raspberry Piシリーズでは、これまでも多くのアーケードゲームや家庭用ゲーム機のエミュレータが動いており、Raspberry Pi 3で性能が向上したことで、90年代後半の最高のゲームも問題なく動かせるようになった。
Raspberry Pi 3では、NINTENDO64用の3D RPG「ゼルダの伝説 時のオカリナ」や、ドリームキャストの「ソウルキャリバー」、PlayStation 1の「鉄拳3」などの、人々に愛されている3Dゲームも問題なく動作するとされている。
家庭用ゲーム機だけでなく、「N.A.R.C」や「SmashTV」などのアーケードゲームも100%の性能で動作し、人気があったLucasArtsのPCゲーム「Star Wars: X-Wing」や「Star Wars: X-Wing vs TIE Fighter」などもプレイできる。
Raspberry Piでは多くのエミュレータが動作するが、まずはマルチシステムエミュレータ「RetroArch」のRaspberry Pi版である「RetroPie」を試してみるといいだろう。PlayStation 1、NINTENDO64、Atariのゲーム機やPCゲームなどが動作する。ドリームキャストのエミュレータとしては、「Reicast」が利用できる。
提供:Gamespot / CBS Interactive