全日本空輸(ANA)で3月22日の午前8時22分に発生したシステム不具合 について、23日午前4時に、予約販売システムの4台のデータベースサーバがすべて復旧した。
ANAは、原因について「IT部門と外部の専門企業とともに調査中」としているが、データベース間の同期にかかわる部分に障害が起きたのではないか、との見通しを示している。
具体的には、22日の8時22分に4台のデータベースサーバ全台が停止したため、再起動を図った。1台は復旧したものの、もう1台を立ち上げると、復旧したサーバがダウンするという状況だった。
4台のデータベースサーバ間でデータを同期する処理があるため、同期時にエラーが発生したことが原因になったと考えているという。
23日午後0時の時点で、欠航は前日午後9時の発表と変わらず146便、遅延は391便としている。