ウェアラブル市場、2020年に4兆5000億円--2015年比の5倍超--シード・プランニング予測

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2016-05-05 07:00

 シード・プランニングは4月12日、国内外のウェアラブル市場の現状と、製品動向、参入事業者動向、消費者動向の調査結果を発表した。2025年まで市場規模予測と、市場の課題/今後の成長性を展望している。

 調査結果の主な内容は以下の通り。

2025年までの世界のウェアラブル市場規模予測(形状別台数、金額)

(シード・プランニング提供)
(シード・プランニング提供)
  • 2013年はウェアラブルの元年と言われ、業界の大手各社がウェアラブル端末事業に本格的に取り組み、2014年はさまざまな製品が市場に展開され、製品バリエーションが非常に増えた。
  • 2015年は、市場を大きく牽いんすると注目されていたApple Watchが市場に投入されたが、期待ほど販売が伸びず、ウェアラブル全体市場は前年比150%の成長に留まり、約2800万台(金額8500億円)規模と推定。
  • 2015~2017年は、30%弱程度の成長率で推移すると予想する。
  • 2018年以降、技術進展により第2波の成長期を迎え、2020年は1億4000万台(金額4兆4600億円)に成長。
  • 2025年は2014年の約14倍の2億5300万台(金額6兆2100億円)になると展望する。(2014年から平均27%増)

参入事業者動向(参入の背景、ビジネスモデル、主要事業者の取組)

 ウェアラブル市場参入事業者の動向については、業種別に以下の事業者の動向を掲載している。

(シード・プランニング提供)
(シード・プランニング提供)

 このレポートでは、市場規模予測として、同社が調査協力し、一般社団法人電子情報技術産業協会(JEITA)が取りまとめた「注目分野に関する動向調査2015」の基礎データになったものを掲載している。

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