レッドハット、「Red Hat Container Development Kit 2.1」の提供を開始

Steven J. Vaughan-Nichols (Special to ZDNet.com) 翻訳校正: 村上雅章 野崎裕子 2016年06月29日 12時27分

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 Red Hatは米国時間6月27日、カリフォルニア州サンフランシスコで開催中の「Red Hat Summit 2016」において「Red Hat Container Development Kit(RHCDK)2.1」の提供を開始したと発表した。

 この新たな開発キットは、Red HatがLinux顧客に提供している数多くの無償プログラミングツールキットの1つであり、「OpenShift Enterprise 3」開発環境と「Red Hat Enterprise Linux」(RHEL)環境の双方を対象とする、エンタープライズに対応したコンテナアプリケーションの開発を支援するためのものだ。

 RHCDK 2.1の主な特長は以下の通りだ。

  • Red HatのPaaSであるOpenShiftが、OpenShift Enterprise 3.2にアップグレードされた。この最新バージョンは「Kubernetes 1.2.x」と「Docker 1.9.x」をベースに構築されている。
  • 「Hyper-V」(「Windows」のネイティブなハイパーバイザ)をサポート(テクノロジプレビュー版)。
  • CDK Vagrant boxのサイズを最大150Mバイト削減する。
  • 仮想マシン(VM)内で永続ボリュームを確保することでデータを永続化する。RHCDK 2.1では、永続ボリュームの使用によって、ポッドやOpenShift、VM全体の再起動をまたがってデータを永続化できるようになっている。
  • OpenShiftのレジストリをルーティングして、外部からアクセスできるようにする。
  • バグ修正。

 最も重要なのはおそらく、永続ボリュームだろう。RHCDK 2.1において、開発者は永続ボリュームを使用することで、ポッドやOpenShift、VM全体の再起動をまたがってデータを永続化できる。

 例えば、Red HatのシニアソフトウェアアーキテクトであるLalatendu Mohanty氏は「MongoDBの配備コンフィグレーションに永続ボリュームをアタッチしておけば、ポッドの再起動をまたがってデータを永続化できるようになる」という点を指摘している。

 これにより、永続コンテナが利用できるようになる。RHCDKはこの特長により、Red Hat開発者だけでなく、その他のコンテナプログラマーにも魅力的な存在になるかもしれない。

この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。

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