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DGと大和証券、ブロックチェーンやAI関連スタートアップ向け「DG Labファンド」を組成

NO BUDGET

2016-07-26 07:00

 デジタルガレージ(DG)と大和証券グループは7月22日、次世代技術を有するスタートアップ企業を対象とした投資ファンド「DG Lab1号投資事業有限責任組合」(DG Labファンド)を立ち上げることに合意したと発表した。DG Labファンドの運営は、2社が新たに合弁で設立したDG Daiwa Venturesが行い、DG Daiwa Venturesでは30社から50社程度の出資者を募り、100億円から200億円規模のファンドを組成する予定。


 DG Labファンドは、DGがカカクコムおよびクレディセゾンと設立したオープンイノベーション型の研究開発組織「DG Lab」と連携する。具体的には、DG Labが研究開発の重点領域として掲げる「ブロックチェーン」「人工知能」「VR/AR」「セキュリティ」「バイオテクノロジ」の5分野を、DG Labファンドでも投資対象領域とし、これらの分野における国内外の有力なスタートアップ企業への投資を実行。また、DG Labファンドは、DG Labの研究成果を収益化することを目的に今後設立する事業会社への出資も視野に入れているという。

 なお、今回のDG Labファンド設立に至った背景には、スタートアップ企業の多様化があるという。インターネットによって生まれたオープンイノベーションの波が、昨今ではハードウェア産業やバイオテクノロジー産業にまで及びつつある。起業に必要な初期投資を低く抑えることが可能になり、インターネット関連サービスに限らず多種多様な分野でスタートアップ企業を興すことが、以前に比べて容易になってきた。

 この結果、さまざまな分野において優れた起業家やエンジニアが起業する事例が増えている。その一方で、有望な投資先を発掘する「目利き」に必要な専門性も多岐に渡るようになり、1社だけではこれらの専門性をカバーすることが難しくなってきた。

 DG Labファンドは、さまざまな分野で業界をリードする企業の参画の下、オープンイノベーション方式で研究開発を行うDG Labと連携することで、多様化するスタートアップシーンを的確に把握し最先端の技術動向を理解した上で、それぞれの分野における優良なスタートアップ企業を峻別して投資することを特徴にしているという。

 DGは、DG Labにおける活動や、これまで培った戦略パートナー企業や有力投資家を結ぶネットワークを通じて、DG Labファンドが優良なポートフォリオを形成することに貢献し、大和証券グループは、これまで総合証券グループとして蓄積した豊富なノウハウをDG Labファンドの運営に活用するとしている。

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