観光施設や商業施設などにおけるサービスについて
「サービスロボット」に対する人々の認識
(1)ロボットがサービスを行う施設の利用意向
近年、ホテル・旅館、観光施設や商業施設では、各種接客などの「おもてなし」にサービスロボットを活用する事例が見受けられる。今回実施したアンケート調査では、回答者の3~4割がこうした施設を「利用したい(積極的に利用したい+機会があれば利用したい)」としている。
また、サービス現場におけるロボットの導入に対する期待として、施設運営者は省人化・省力化を挙げる傾向があるが、消費者(ユーザー)サイドの意向をみると、本調査ではロボットがサービス提供することに対し「特に何とも思わない」とする者が約4割を占めている。
このように、ロボットが「おもてなし」サービスを提供する観光施設や商業施設などの潜在的な利用者は7割超(積極的に利用したい+機会があれば利用したい+特に何とも思わない)を占め、サービス現場へのロボットの導入に対する社会的な受容度・許容度は、既に一定程度高いと考えることができる。
→ロボットがサービス提供を行う観光施設・商業施設の潜在的な利用者は7割超
設問:今後、わたしたちの生活のなかに様々な「サービスロボット」が普及していくと予測されています。例えば、「ホテル・旅館」「観光施設」で次のようなロボットがサービスを行うことに対するあなたの考えを教えてください。 (n=2200)
