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サントリーグループ、月5万件の支払伝票入力を自動化--業務効率が20%向上

NO BUDGET

2016-09-11 08:30

 サントリーグループの各事業会社に共通する業務や機能を集約するサントリービジネスエキスパートは、ビジネスプロセスアウトソーシング(BPO)を利用している経理業務で大幅な業務効率化を目指して新たに自動処理の適用を開始した。日本IBMが9月8日に公表した。

 サントリービジネスエキスパートは、システム開発や総務経理、カスタマーセンターや商品デザイン、宣伝業務、サプライチェーンやバリューチェーンでの品質保証や生産性向上、コストダウンなどの推進など、さまざまな業務や機能をグループに提供し、グループ全体の競争力強化に努めている。

 このうち経理業務については、年間50万件の支払伝票の入力や承認、全件精査をIBMの大連デリバリー・センターに委託している。グローバル展開の加速化やビジネススピードに対応するため、さらなる効率化や品質向上が求められており、自動化技術を適用することにしたという。

 具体的には、人の介在を必要としてきた定型的な業務を自動化する“Robotic Process Automation(RPA)"を新たに適用して、入力作業の省力化や品質向上を図る。適用されるRPAは光学文字認識(OCR)による自動認識や現行業務との連携を支援する。

 すでに1カ月あたり約5万件にのぼる支払い伝票の入力作業を従来の手入力から自動処理へ転換したことで作業時間の削減と入力ミスの軽減による品質を向上でき、主要な4種の伝票で約20%の業務効率化を実現したという。今回の成果からBPOで5年間の契約を新たに結んでいる。

 サントリービジネスエキスパートはすでに経理業務の標準化を進めてきたためルールも整理され、自動処理の導入でもスムーズに移行できているという。今後は対象を拡大し、50%を超える効率化を目指すとしている。

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