#8:コネクテッドデバイスではなく、データとアプリケーションを重視する
Kranz氏は「IoTソリューションの鍵となる要素は、アプリケーションとデータアナリティクスだ。これらがあって初めてデバイスのコネクティビティに対するニーズが生み出される。その逆は真ではない」と記している。
#9:IoTソリューションの設計には適切なセキュリティ基盤を用いる
これはいくら強調しても強調しすぎにはならないくらい重要な点だ。例えばボットネットはいまだに、世界中のデバイスを悪用して問題を引き起こし続けている。Kranz氏は「セキュリティという観点を、プロジェクトの当初から方法論と実装手段に取り込んでおき、それを全員の仕事にしておくのだ」とアドバイスしている。
#10:マルチベンダーに視野を広げ、ソリューションを共同開発する
IoTという卵をすべて、1つのかごの中に入れてはならないし、すべてをベンダー任せにしてもいけない。標準的なシステムを用いてアーキテクチャをオープンなものに保ち続けてほしい。Kranz氏は「ベンダーに対してソリューションの開発を頼むだけではいけない。彼らとともに共同開発してほしい。ただし、カスタムソリューションの開発という誘惑には抵抗する必要がある。業界で採用できるオープンなプラットフォームを追求していくのだ」と記している。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。