さとうなおきの「週刊Azureなう」

【Azureなう 12/22号】英語版りんながデビュー - (page 2)

佐藤直生

2016-12-22 16:19

Microsoft Cognitive Services:新サービス「QnA Maker」を発表

 インテリジェントなAPI群を提供する「Microsoft Cognitive Services」の新しいサービス/APIとして「QnA Maker」が発表され、プレビューがリリースされました。

 QnA Makerでは、自然な会話形式でユーザーからの質問に答えるAIを簡単に提供できます。既存のFAQが含まれているURLやファイルからFAQを抽出し、さらに訓練して、最終的にはREST APIとして公開できます。そして、チャットボットやウェブアプリなどから、QnA MakerのREST APIを簡単に呼び出すことができます。

 詳細は、Bot Framework Blogのポスト「More Ways to Make Smart Bots」をご覧ください。


QnA Makerで既存のFAQのURLから抽出したFAQ一覧

新しいロケーションベースサービスの開発意向を表明

 Microsoftは、地図/地理データ関連のテクノロジに強いTomTom、HERE、Esriと提携し、Azureで新しいロケーションベースサービスを提供する方針を発表しました。

 詳細は、Official Microsoft Blogのポスト「As location data grows, Microsoft partners with mapping companies to build next world graph」、記事「マイクロソフトがHERE、TomTom、Esriと提携--『ワールドグラフ』の構築に向け」をご覧ください。

Azure DocumentDB:変更フィードをサポート

 ドキュメント指向のNoSQLデータベースサービス「Azure DocumentDB」が、新たに「変更フィード」をサポートしました。

 変更フィードは、DocumentDBコレクション内で更新されたドキュメントの、更新順にソートされたリストを提供します。更新フィードを使うと、ドキュメントの追加、更新時に次のようなことを行えます。

  • API呼び出しを行う
  • リアルタイム処理(ストリーム処理)を実行する
  • キャッシュ、検索エンジン、データウェアハウス内のデータと同期する

 詳細は、更新情報「DocumentDB: Change Feed support」、Azure Blogのポスト「Introducing Change Feed support in Azure DocumentDB」、ドキュメント「Working with the Change Feed support in Azure DocumentDB」をご覧ください。


Azure DocumentDBの変更フィード

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