アリスタネットワークスジャパン、ヴイエムウェア、ネットワンシステムズは1月31日、ネットワンシステムズが開発、提供する新クラウドネットワークソリューションパッケージに関する戦略的提携で合意した。
新パッケージは、クラウド基盤とネットワークの有機的な統合とセキュリティの向上を実現し、クラウド基盤全体の可視化、自動化により運用負荷の大幅な削減ができるようにする。オープンな仮想ネットワークが利用しやすくなり、既存ネットワークへの投資コストの低減や、将来新たな技術導入を実施する際の柔軟性が確保できる。
アリスタは仮想ネットワークソフト「Arista vEOS」とネットワーク管理ソフト「Arista CloudVision」を、ヴイエムウェアは仮想ネットワークソフト「VMware NSX」をはじめとしたクラウド基盤製品群をそれぞれ提供している。今回の提携でネットワンシステムズは、各社の製品を組み合わせたクラウドネットワークソリューションをパッケージ化して国内のユーザーに導入しやすい形で提供する。
アプリケーションとプラットフォームを迅速かつ柔軟に結合、分離できる新しい情報基盤の需要拡大が見込まれており、ネットワンシステムズがこの分野のソリューションを導入しやすいパッケージで素早く提供することで、市場での主要なポジションを獲得しすくする。
3社は、セキュアな企業内、企業間、クラウド間の仮想ネットワークや、IoTネットワークなどソリューションの適用範囲を拡大していく予定としている。