三井物産は2月24日、同社が保有する日本ユニシスの株式の一部売却を発表した。日本ユニシスが23日付で公表した自己株式の買い付けに応じたものとなる。
売却は発行済み株式の6.7%にあたる735万株。三井物産の所有割合は8.9%から2.2%になった。売却理由について同社は、「事業ポートフォリオ最適化の観点から総合的に検討した結果、本株式の売却に至ったもの」と説明。これにより、約111億円の資金獲得を見込む。
株式売却後の関係については、両社とも「当社設立から継続して培われてきた良好な関係を維持していく」とコメントしている。