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今週の明言

CTCの顧客調査にみる「基幹系クラウドの実情」

松岡功

2017-02-24 12:28

 本連載「松岡功の『今週の明言』」では毎週、ICT業界のキーパーソンたちが記者会見やイベントなどで明言した言葉をいくつか取り上げ、その意味や背景などを解説している。

 今回は、伊藤忠テクノソリューションズの藤岡良樹 執行役員と、米Basis TechnologyのCarl Hoffman CEOの発言を紹介する。

「基幹系システムにもクラウドファーストの波が広がっている」
(伊藤忠テクノソリューションズ 藤岡良樹 執行役員)

藤岡良樹 執行役員
伊藤忠テクノソリューションズの藤岡良樹 執行役員

 伊藤忠テクノソリューションズ(CTC)が先ごろ、基幹系システムのクラウド化動向をテーマにプレスセミナーを開いた。同社の執行役員でクラウド・セキュリティ事業推進本部長を務める藤岡氏の冒頭の発言はその場で、多くの企業が基幹系システムへのクラウド利用を検討した実績があることを述べたものである。

 藤岡氏によると、CTCが540社の顧客企業を対象に基幹系システムのクラウド利用に関する意識調査を実施したところ、85%の企業は基幹系システムにクラウドを利用していないが、そのうち95%は利用の検討を進めた実績があることが分かった。

 図がその調査結果を表したグラフである。同氏は、基幹系システムへのクラウド利用が部分利用も含めて15%あり、利用していない企業の95%が検討を進めた実績があることから、「基幹系システムにもクラウドファーストの波が広がっている」との認識を示した。

(出典:CTCの資料)
CTCの顧客調査による基幹系システムへのクラウド利用状況(出典:CTCの資料)

 調査結果から明らかになったクラウドを検討した動機としては、「コストが下がる」「最新技術やノウハウが使えることで自社システムの品質が上がる」「セキュリティ対策や運用業務が軽減される」「導入決定から利用までの時間を短縮できる」「ビジネス状況に即してシステム変更が柔軟かつ簡単に行える」といった点が挙げられた。

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