Salesforce.comは米国時間2月28日、2017会計年度第4四半期決算(1月31日締め)を発表した。前四半期に続き堅調な内容だったが、2018会計年度の見通しはアナリストらの予想を若干下回った。
第4四半期は、売上高が前年同期比27%増の22億9000万ドル、非GAAPベースの1株あたり利益が28セントだった。
アナリストらは売上高を22億8000万ドル、1株あたり利益を25セントと予想していた。
第4四半期の純損失は5140万ドル(1株あたり7セント)と、前年同期の2550万ドル(1株あたり4セント)から拡大した。サブスクリプションとサポートの売上高は前年同期比25%増の21億1000万ドル、プロフェッショナルサービスとその他の売上高は同45%増の計1億8300万ドルだった。
2017年通期では、売上高が83億9000万ドル、非GAAPベースの1株あたり利益は1.01ドルだった。
アナリストらは2018会計年度第1四半期について、売上高を23億7000万ドル、1株あたり利益を30セントと予想している。
これに対してSalesforceは、売上高が23億4000万~23億5000万ドル、1株あたり利益は25~26セントというガイダンスを示した。また同社は、2018年通期の売上高見通しを101億5000万~102億ドルとした。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。