イー・ガーディアンは3月9日、投稿監視システム「E-Trident」に、OutlookやGmailなどのメールを監視対象に追加したと発表した。
E-Tridentは、監視対象データに対し、指定した文言やパターンの検索を自動でフィルタリングする。ネット炎上、情報漏えい、内部不正、産業スパイなど、重大なリスクを引き起こしかねないキーワードの選定や投稿内容の監視ができる。
SNS、ウェブサイト、ブログに加え、企業で利用するメールを監視対象にしたことで、上司や同僚などに送っている「転職サービス名」「体調不良を訴える言葉」などを検知し、悪意のある社員による情報漏えいや、メンタルヘルスに関するリスクをより早く把握できるようになるとしている。