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グーグルの脆弱性発見コンテスト「Project Zero Prize」、賞金獲得者なし

Liam Tung (Special to ZDNet.com) 翻訳校正: 編集部

2017-04-04 11:26

 GoogleのProject Zeroグループは、6カ月にわたる脆弱性発見コンテスト「Project Zero Prize」(優勝賞金は20万ドル)を開催することで、「Android」に対する新たなリモートコード実行(RCE)攻撃などを発見できることを期待した。しかし、同コンテストは賞金獲得者だけでなく、有効なエントリーさえ1件もないまま終了した。

 Project ZeroのメンバーであるNatalie Silvanovich氏は、「われわれが受け取ったのは、コンテストの規則に沿わないようなエントリーやスパムばかりだった」と明かした

 Project Zeroはこのコンテストを通して、ゼロデイ脆弱性取引の市場に関する知識も得られると期待していた。

 Silvanovich氏によると、Project Zeroがこのコンテストに取り組んでいるとしていたチームや個人と議論したところ、有効なエントリーが寄せられなかった原因がいくつか明らかになったという。

 1つめは、ユーザー側の操作が必要な攻撃を審査対象から除外したことで、ハードルが上がりすぎた可能性があることだ。「参加者にとって、これが障害になった可能性が高い」とSilvanovich氏は述べた。

 2つめの原因として考えられるのは、部分的な脆弱性でもコンテスト期間中に提出するよう応募者に求めたことだ。

 「われわれは、ほかのコンテストが参加者の動機に及ぼす影響を過小評価していた」とSilvanovich氏は述べた。

 また、応募条件の厳しさを考慮すると、賞金額が低すぎた可能性を理由に挙げた。

 一方で、今回の経験で得た教訓が今後のコンテストの改善に役立つかもしれないとSilvanovich氏は述べた。


提供:Laurent Delhourme, Getty Images/iStockphoto

この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。

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