ソフトウェア定義ストレージ活用の指針--Dell EMCの見方 - (page 2)

日川佳三 2017年04月11日 07時30分

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ScaleIOは性能に優れ、ECSは容量・コストなどに優れる

 ストレージのユースケース/ワークロードは、大きく分けて構造化データと非構造化データに分かれる。構造化データは、データベース管理システム(DBMS)のトランザクションデータなどを指す。一方、非構造化データは、画像ファイルなど任意のファイルデータ群を指す。


Dell EMC(米Dell Technologies)のEmerging Technologies DivisionでSenior Directorを務めるChris Arangio氏

 構造化データがストレージに要求する要件は性能だ、と指南するのは、Chris氏だ。具体的には、レイテンシ(遅延時間)の低さや、IOPS(1秒当たりのI/O処理数)の高さがある。この要件には、VMAXのようなブロックストレージが適する。

 一方で、非構造化データがストレージに要求する要件は、大容量で低コストであることや、データへのアクセスのしやすさだ。この要件には「Isilon」などのファイルストレージや、オブジェクトストレージが適する。

 この上でさらに、「IPネットワークと汎用サーバを活用する」という要件や「柔軟なプラットフォームを実現する」という要件が加わると、SDSが選択肢に入ってくるとChris氏は言う。ブロックストレージのSDSならScaleIOを、オブジェクトストレージのSDSならECSを提供できる。

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