情報処理推進機構(IPA)は5月17日、2017年度春期の情報セキュリティマネジメント試験と基本情報技術者試験の合格者を発表した。情報セキュリティマネジメント試験では合格者の最年少と最高齢の記録が更新された。
試験は4月16日に実施され、情報セキュリティマネジメント試験の受験者は1万7045人、合格者は1万1324人で合格率は66.4%だった。基本情報技術者試験では4万8875人が受験し、合格者は1万975人、合格率は22.5%となっている。
情報セキュリティマネジメント試験は、主に社会人が業務上求められる情報セキュリティ管理の知識や技能を問うもの。今回の最年少合格者は10歳、最年長合格者は76歳で、前回2016年度秋期の試験で更新された最年少(当時13歳)と最年長(同74歳)の記録がまた更新された。
合格者全体の平均年齢は、情報セキュリティマネジメント試験が38.1歳、基本情報技術者試験が25.1歳となっている。
情報セキュリティマネジメント試験および基本情報技術者試験の受験者・合格者の内訳(出典:IPA)