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「マイデータ」の時代

個人主導データ流通を担う「CustomerTech」--尊重が信用を取り戻す

伊藤 直之(インテージ)

2017-07-04 07:00

 前編では、企業と生活者の間で拡がる情報の非対称性を解消する動きとして、CustomerTechといった生活者を強化するテクノロジが登場してきていることを紹介した。特にデジタルマーケティング領域では、スマートフォン利用者情報が適切に扱われていないという課題があった。

広告ブロックは生活者による反旗の象徴

 そんなデジタルマーケティング領域で生活者側の力を強くするツールが登場し大きな問題となっているのが、いたちごっこが続いている広告ブロックだ(これを前編で登場したジャーナリストのDoc Searlsは「The Adblock War」と呼んでいる)。


ジャーナリストのDoc Searls氏

 ユーザーにとって、「うっとうしい」と感じるデジタル広告が増えているという人は多いだろうが、消費者はデジタル広告そのものではなく、その表現方法が嫌いなのであり、これを解決しようとする動きもある。

 最も有名な広告ブロックツールであるAdblock Plusを提供するEyeOは、定められた基準を満たした広告のみホワイトリストに登録されユーザーに表示されるAcceptable Adsをリードしている。

 GoogleはThe Coalition for Better Adsによって制定された基準に準拠していないユーザーが不快だと感じる「ふさわしくない広告」をブロックする機能を2018年にChromeに搭載すると発表した。

 このような動きによって健全なデジタル広告に発展すれば、生活者に受容されるようになり、アプリストアのランキング上位に広告ブロックアプリが来ることはなくなるかもしれない。


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