マーケティングオートメーションのマルケト、グーグルと連携--Google Cloudに移行へ

Stephanie Condon (ZDNET.com) 翻訳校正: 編集部

2017-08-25 12:45

 マーケティングオートメーションのMarketoは米国時間8月24日、自社製品を「Google Cloud Platform」に移行させる計画を発表した。Googleとの複数年の提携に基づくものとなる。


提供:Screenshot of Marketo.com

 MarketoはGoogleとの提携の下、自社の「Engagement Platform」とGoogleの「G Suite」及びデータアナリティクスを統合する。Googleの機械学習機能の利用も進めるという。

 Marketoの最高経営責任者(CEO)Steve Lucas氏は公式ブログで、「提携を通じて、MarketoとGoogleは連携し、共同のソリューションを構築していく。MarTechとAdTechを結びつけるもので、マーケターはこれを利用して、すべてのデジタルチャネルでリアルタイムで購入者とエンゲージし、声を聞き、学ぶことができる」と記している。「マーケターの技術環境を大きく簡素化できる」(Lucas氏)

 MarketoはGE HealthcareやPanasonicなどを含む6000社以上の企業を顧客に持つ。2013年にIPOを行なったが、2016年5月にVista Equity Partnersによる約17億9000万ドルでの買収が発表された。Amazon Web Services(AWS)に追いつこうと勢いを加速するGoogleにとって、MarketoのGoogle Cloudへのマイグレーションは大きなものとなる。

この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。

ZDNET Japan 記事を毎朝メールでまとめ読み(登録無料)

ホワイトペーパー

新着

ランキング

  1. クラウドコンピューティング

    生成 AI の真価を引き出すアプリケーション戦略--ユースケースから導くアプローチ

  2. セキュリティ

    セキュリティ担当者に贈る、従業員のリテラシーが測れる「情報セキュリティ理解度チェックテスト」

  3. セキュリティ

    マンガで解説、「WAF」活用が脆弱性への応急処置に効果的である理由とは?

  4. セキュリティ

    クラウドネイティブ開発の要”API”--調査に見る「懸念されるリスク」と「セキュリティ対応策」

  5. セキュリティ

    5分で学ぶCIEMの基礎--なぜ今CIEM(クラウドインフラストラクチャ権限管理)が必要なのか?

ZDNET Japan クイックポール

所属する組織のデータ活用状況はどの段階にありますか?

NEWSLETTERS

エンタープライズコンピューティングの最前線を配信

ZDNET Japanは、CIOとITマネージャーを対象に、ビジネス課題の解決とITを活用した新たな価値創造を支援します。
ITビジネス全般については、CNET Japanをご覧ください。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]