海外コメンタリー

食材宅配サービス「HelloFresh」のビッグデータ活用法 - (page 2)

Danny Palmer (ZDNet UK) 翻訳校正: 村上雅章 野崎裕子 2017年09月14日 06時30分

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 「フォーという言葉が米国において検索トレンドとなっている場合、そのレシピが人々の探し求めているものだという指針になる。というのも、レストランでフォーを食べ、自宅での調理方法を知りたくなった人々がいるという可能性があるためだ」(Villanueva氏)


さまざまな顧客に応じた最適な食べ物を見極めるためにデータアナリティクスが用いられている。
提供:HelloFresh

 HelloFreshのデータチームは、Tableau Softwareのビジネスインテリジェンスツールやアナリティクスツールを利用してデータや統計情報を視覚化し、顧客が望むものを提供する最善の方法を見極めている。

 「同じデータは、『Excel』のスプレッドシート上にずらっと並んだ行でも見ることができるとはいえ、それはデータの羅列でしかないため、意味を見出すのは容易ではない」(Villanueva氏)

 Villanueva氏は「しかし、棒グラフや線グラフといった形で表示できれば、データは強力な力となり得る」と続け、「物事の相関関係や、何かを変更した際にどういったことが起こるのかを明確に把握できるようになる。これは大きなメリットだ」と付け加えた。

 世界各地でどのような食材が旬になっているのかを把握するのも、顧客により質の高い製品を提供する上で役に立つ。

 「食材が旬であれば、味も良くなる。このため、旬のものを把握できれば、その月のレシピに取り入れるべき食材が見えてくる」(Villanueva氏)

 これは単なる世界的な傾向を示す指標ではない。データは顧客からのフィードバックを取り込んで個々に分析され、世界に広がる同社のさまざまな市場における「味や食の好みに関する文化的な違い」を反映したものになっている。

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