トップインタビュー

働き方改革はツールだけでは不十分--シトリックス日本法人社長 - (page 3)

末岡洋子

2017-09-15 07:15

--人事の評価、採用から変わる必要があるのでしょうか。

 働き方改革を進めるのであれば、人事制度や労務の管理は変わるべきでしょう。

 トップダウンが必要です。我々は企業の担当者に働き方改革の考え方そ技術やソリューションを伝えています。多くはIT部門の人で、人事や総務の人もいらっしゃいますが、トップが決断しないと進まないように見えます。

 もう1つ付け加えるなら、VDIだけではなく、NetScalerでネットワークでもどこで誰が何にアクセスしているのかなどの管理ができ、ShareFileで自宅から何をどのように使っているのかなどのデータが得られます。その上で、働き方改革をやらないと、効果を生む改革になるとは言えません。

--今年春に日本の代表取締役に就任されました。この1~3年の優先課題は?

 日本法人である以上、日本市場をきちんと理解して、日本の顧客が求めているプログラムやパートナープログラムなどを提供していきます。社員全員が働き方改革をきちんと顧客にお話でき、顧客の課題がわかった上でソリューションを提案できるコンサルティングができるようにしていきます。

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