MicrosoftのOfficeが仕事に欠かせない業務アプリケーションとなって長い年月が経つ。企業ユースだろうと、個人ユースだろうと、利用するにはそれなりに費用と手間がかかるだけに、実に悩みどころだ。
現在のOfficeの主な提供形態は、クラウドサービスの「Office 365」と、PCなどにインストール(バンドルも)する昔ながら「Office 2xxx(西暦)」の2つ。月額課金を基本とするOffice 365は、必要なメニューを選んで契約をすればすぐに使え、企業ならユーザー数の変動にも対応しやすい。昔ながらのOfficeは使い慣れているユーザーが多い。最近ではOffice 365に押され気味だが、Microsoftでは2019年版のリリースを予定し、今後もしばらくは使っていける。
かつて大きく注目されたOffice互換ソフトもいまだに根強い人気だ。オープンソースの「Libre Office」は、現在も継続的に機能強化やアップデートが行われている。10月10日には「Office 2007」のサポートが終了し、ユーザーには移行対応が急がれる。最近のOfficeを取り巻く状況の記事をPDFにまとめた。