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「Windows 8」以降のセキュリティ機能に脆弱性

Liam Tung (Special to ZDNet.com) 翻訳校正: 編集部

2017-11-21 13:02

 「Windows」に組み込まれている脆弱性緩和技術の1つ、アドレス空間レイアウトのランダム化 (ASLR) に問題が指摘された。カーネギーメロン大学によるセキュリティ研究機関、CERT Coordination Center(CERT/CC)が「Windows 8」以降のシステムが影響を受けると警告している

 ASLRはコード実行に依存した攻撃を予防するもので、Android、Windows、Linux、iOS、macOSで使われている。Microsoftは「Windows Vista」の時代から、メモリベースの攻撃への対策としてASLRをサポートしてきた。だが、CERT/CCのWill Dormann氏は、Windows 8で「Force ASLR」(強制ASLR)という機能を実装した時にエラーが生じたと指摘している。

 強制ASLRは、アプリケーションがASLRのサポートを有効にしていない場合にも、実行ファイルのランダム化を行うもので、MicrosoftのEnhanced Mitigation Experience Toolkit(EMET)を使って切り替えが可能だ。また「Windows 10 Fall Creators Update」でEMETは「Windows Defender Exploit Guard(WDEG)」に統合されている。

 Dormann氏の指摘によると、Windows 8以降でシステム全体にASLRが適用されている場合、アプリケーションが予測可能なメモリ位置に再配置され、機能が十分に果たされないという。

 同氏はTwitterで、「Windows 8.0以降、(EMETで有効化される)システムワイドの強制ASLRにエントロピーはなく、実質的に機能していない。Windows 10のWindows Defender Exploit Guardも同じだ」と記している。

 現在のところ、この問題に対する解決策は発見されていないが、CERT/CCは管理者向けに緩和策を紹介している。


提供:Will Dormann

この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。

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