豊川市役所、外部SOC活用でサイバー攻撃を常時監視

NO BUDGET

2018-01-11 12:32

 愛知県の豊川市役所は、外部のセキュリティ監視センター(SOC)を活用して24時間のセキュリティ監視体制を構築した。自治体クラウドの導入を契機にサイバー攻撃対策の強化に取り組んでいる。

 導入したのは、PFUの「標的型サイバー攻撃対策支援サービス」。同社が提供する「脅威検知センサ」をネットワーク内に設置し、同社SOCで脅威の動向を24時間体制で監視する。脅威検知センサをスイッチのミラーポートにつなぐだけでサービスの利用を始められる。既存のネットワーク構成を大きく変更する必要はない。

 脅威を検知した際には、同社の専任技術者が感染端末の特定や脅威情報の分析を実施し、対処の重要度を判断する。早急に対処が必要な場合は、攻撃による影響範囲や具体的な対処方法を提示する。また、侵入直後からの攻撃行動の流れを、「攻撃者行動遷移モデル」と照合することで検知精度を高めている。

サービスの導入イメージ
サービスの導入イメージ(出典:PFU)

ZDNET Japan 記事を毎朝メールでまとめ読み(登録無料)

ホワイトペーパー

新着

ランキング

  1. セキュリティ

    「デジタル・フォレンジック」から始まるセキュリティ災禍論--活用したいIT業界の防災マニュアル

  2. 運用管理

    「無線LANがつながらない」という問い合わせにAIで対応、トラブル解決の切り札とは

  3. 運用管理

    Oracle DatabaseのAzure移行時におけるポイント、移行前に確認しておきたい障害対策

  4. 運用管理

    Google Chrome ブラウザ がセキュリティを強化、ゼロトラスト移行で高まるブラウザの重要性

  5. ビジネスアプリケーション

    技術進化でさらに発展するデータサイエンス/アナリティクス、最新の6大トレンドを解説

ZDNET Japan クイックポール

注目している大規模言語モデル(LLM)を教えてください

NEWSLETTERS

エンタープライズ・コンピューティングの最前線を配信

ZDNET Japanは、CIOとITマネージャーを対象に、ビジネス課題の解決とITを活用した新たな価値創造を支援します。
ITビジネス全般については、CNET Japanをご覧ください。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]