MSが新興企業向け新プログラム発表、5億ドル規模--Azure関連リソース提供も

Mary Jo Foley (ZDNET.com) 翻訳校正: 編集部

2018-02-15 10:50

 Microsoftは以前から、独立系のソフトウェアベンダーに対して「Microsoft Azure」の採用を熱心に働きかけてきている。そして同社は今回、新興企業をAzureに呼び込むための取り組みを強化した。

 Microsoftは米国時間2月14日、「Microsoft for Startups」という新たなプログラムを発表した。Microsoftは同プログラムを通じ、新興企業に対して今後2年間にわたり、ツールや共同販売に向けたリソースといったかたちで5億ドル(約535億円)を支出するとしている。

 Microsoftは、新興企業とパートナーシップを締結し、共同販売に向けたリソースを提供することでその市場参入を支援するとともに、クラウド関連の無償クレジットや、無償のテクニカルサポート、Azure上での製品構築を支援する開発ツール、同社がさまざまな都市で展開しているワークスペース「Microsoft Reactors」へのアクセスを提供する。

 Microsoftは、Microsoft Venturesのベンチャー資金支援プログラムと、後の投資ステージやシリーズAラウンドを見据えた「Microsoft ScaleUp」(旧称「Microsoft Accelerator」)プログラムを通じ、これらの新しいインセンティブを提供していく。

Microsoft for Startups

この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。

ZDNET Japan 記事を毎朝メールでまとめ読み(登録無料)

ホワイトペーパー

新着

ランキング

  1. 運用管理

    メールアラートは廃止すべき時が来た! IT運用担当者がゆとりを取り戻す5つの方法

  2. ビジネスアプリケーション

    新規アポ率が従来の20倍になった、中小企業のDX奮闘記--ツール活用と効率化がカギ

  3. セキュリティ

    AIサイバー攻撃の増加でフォーティネットが提言、高いセキュリティ意識を実現するトレーニングの重要性

  4. セキュリティ

    「どこから手を付ければよいかわからない」が約半数--セキュリティ運用の自動化導入に向けた実践ガイド

  5. ビジネスアプリケーション

    改めて知っておきたい、生成AI活用が期待される業務と3つのリスク

ZDNET Japan クイックポール

所属する組織のデータ活用状況はどの段階にありますか?

NEWSLETTERS

エンタープライズコンピューティングの最前線を配信

ZDNET Japanは、CIOとITマネージャーを対象に、ビジネス課題の解決とITを活用した新たな価値創造を支援します。
ITビジネス全般については、CNET Japanをご覧ください。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]