Microsoftは以前から、独立系のソフトウェアベンダーに対して「Microsoft Azure」の採用を熱心に働きかけてきている。そして同社は今回、新興企業をAzureに呼び込むための取り組みを強化した。
Microsoftは米国時間2月14日、「Microsoft for Startups」という新たなプログラムを発表した。Microsoftは同プログラムを通じ、新興企業に対して今後2年間にわたり、ツールや共同販売に向けたリソースといったかたちで5億ドル(約535億円)を支出するとしている。
Microsoftは、新興企業とパートナーシップを締結し、共同販売に向けたリソースを提供することでその市場参入を支援するとともに、クラウド関連の無償クレジットや、無償のテクニカルサポート、Azure上での製品構築を支援する開発ツール、同社がさまざまな都市で展開しているワークスペース「Microsoft Reactors」へのアクセスを提供する。
Microsoftは、Microsoft Venturesのベンチャー資金支援プログラムと、後の投資ステージやシリーズAラウンドを見据えた「Microsoft ScaleUp」(旧称「Microsoft Accelerator」)プログラムを通じ、これらの新しいインセンティブを提供していく。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。