「Windows 7」の延長サポートが2020年1月に終了する。2014年には「Windows XP」のサポート終了が大きな話題と多くの混乱を巻き起こした。新しいOSへの早めの切り替えが求められるが、これまでの教訓をどこまで生かせるが試されることになる。
IDC Japanの調査によると、2020年上半期の段階で最大1380万台が移行に間に合わない見通しだ。新しいOSへの移行がなかなか進まない理由は企業によってさまざまだろう。そうした状況を踏まえ、「法人の対応次第で(XPで起こったような混乱が)再燃する恐れがある」と警鐘を鳴らす。
サポート終了後は、基本的に新たな不具合や脆弱性が発見されても更新プログラムが提供されないため、セキュリティ面で大きなリスクを抱えることになる。日本マイクロソフトでは、企業への周知を進めるほか、サポート終了に備えた移行支援を強化している。
Windows 7の移行先としては「Windows 10」が有力な選択肢となる。では、Windows 10に移行するには、どのような点に注意すればいいだろうか。Windows 7からのWindows 10への移行でヒントになる記事をまとめた。
今日から始めるWindows 7 EOS対策