日本IBMは11月27日、IBM Cloudを利用する企業向けのマネージドサービス「IBM Services for Managed Applications」に、オペレーティングシステム(OS)とOracleソリューション向けに標準運用を提供するサービスを追加すると発表した。2019年2月から提供を開始する。
Oracle向けサービスでは、Oracle VMをサポートしマルチテナントでのサービス提供し、仮想化環境の柔軟性と、Oracleライセンス費用の適切な維持管理の両立を可能にする。対象となるOSは、WindowsとRed Hat Enterprise Linux、Oracle Linuxで、提供方法はOSのみのメニューと、OSとアプリケーションを対象とするメニューがある。
「IBM Services for Managed Applications」は、IBM Cloud上でSAP ApplicationやOracleソリューションを利用したいというユーザーに対し、OSやデータベース、アプリケーションの標準運用・保守を支援するサービス。同サービスでは、マルチテナント環境でのサービス提供に加え、ベアメタル上でサービス提供するメニューを新たに開始する。提供価格は個別見積もり。