日本オラクル、ISOU PROJECTのEVバス実証実験に参加

NO BUDGET

2019-07-30 13:57

 日本オラクルは7月23日、北海道檜山郡厚沢部町で実施される電気(EV)バスの配車・乗車体験や、ICカードを使った地域通貨の付与を行う実証実験に参加すると発表した。

 この実証は、INDETAILとTISが事務局を務めるISOU PROJECT推進協議会が実施するもので、8月19~30日まで行われる。ISOU PROJECTは過疎地域の次世代交通・エネルギー問題に取り組むプロジェクトで、日本オラクルをはじめとする8社の賛同企業が参画している。電気自動車(EV)や再生エネルギー、ブロックチェーン技術を用いた次世代交通システム、エネルギープラットフォームなどで、新たな移動手段の提供や地域の活性化、エコ社会の実現を目指している。

 同実証では、地域通貨の流通および管理プラットフォーム基盤として「Oracle Blockchain Platform」が採用された。地域通貨プラットフォームはこれをベースにINDETAILと日本オラクルが連携して構築した。

 Oracle Blockchain Platformは、フルマネージド型のブロックチェーンプラットフォームで、必要となる全てのコンポーネントがサービスに含まれているため、ブロックチェーンを用いたアプリケーションを迅速に構築・実装できる。オラクルから提供されている多様なIaaS、PaaS、SaaS機能との連携によって必要なサービスの拡張に容易対応できることが評価され今回の採用に至った。

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