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セールスフォースの学習コース「Trailhead」が米大学の単位に--スキルギャップ解消に期待

Stephanie Condon (ZDNet.com) 翻訳校正: 編集部

2019-08-22 12:00

 次々と登場する新しいテクノロジーによって、人々の働き方やビジネスの形は変わり続けている。しかし、市場で求められるスキルをすべての人が持っているとは限らない。こうしたスキルのギャップを解消するため、企業と大学が手を組みはじめた。その最新の例がSalesforceと米サザンニューハンプシャー大学(SNHU)のパートナーシップだ。SNHUはSalesforceのオンライン学習プラットフォーム「Trailhead」のコースを修了した学生に単位を付与する。

 Trailheadはゲーム仕立ての学習プラットフォームだ。SNHUの学生は、このプラットフォームでシステム管理者と開発者の「バッジ」を取得することで、単位を取得できる。Salesforceによれば、システム管理者と開発者のスキルはいわゆる「Salesforce経済圏」において、条件のよい仕事を獲得するチャンスにつながるという。この経済圏は、Salesforceとそのパートナー、顧客のエコシステムにより、2022年までに330万人分の雇用を生み出すと見込まれている。

 SalesforceのEVP、Sarah Franklin氏はブログ記事の中で、このパートナーシップの目的は「学生たちを単に卒業することではなく、実際の社会で成果を出すことに着目した、新しい学習経験の中心に据えること」だと述べた。

 SNHUによれば、Trailheadのバッジは100を超える学士号課程で単位としてカウントされるという。一定数の学習モジュールを完了すると、SNHUの経験学習コース(3単位)を修了したと見なされる。この単位は特定のIT関連課程の専門選択科目として、または自由選択科目として利用できる。

 TrailheadはSalesforceが2014年に立ち上げた無料学習プラットフォームだ。累計利用者数は150万人を超える。Salesforceによれば、同社の新しいキャリア情報ハブ「Trailblazer Connect」も、すでに数百人に活用されているという。このハブでは、例えば就職イベントに関する情報を見つけたり、メンターを探したりすることができる。

 その他の大手テクノロジー企業も従業員がスキルのギャップを解消する方法を提供している。例えばIBMは最近、認証コンソーシアムのThe Open Groupと組んでデータサイエンティスト認証制度を開始した。同社はさらに、社内にデータ・サイエンス・アプレンティスシップ(見習い制度)プログラムを創設し、大学の学位を持たない就職希望者が参加できるようにしている。

この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。

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