日本企業にとってこの20年はICTをビジネスに取り込み、“失われた20年”から自らを解放すべく戦いを続けてきた。2020年はその長い営みの1つの節目だ。この間に世界はデジタルで大きな変化を遂げた。2020年から先の10年、日本はデジタルの世界で新たなビジネスと成長を手にする重要な時期に突入する。
ZDNet Japanは10月17日、東京・ベルサール御成門タワーで「ZDNet Japan Summit 2019」(入場無料)を開催する。2020年から先の新たな時代に向け、ビジネスを支え続けてきたITインフラをどう変革すべきか、そして、新たなビジネスをけん引するデジタルの担い手はこれからの組織をどう創造していくのか――データドリブン、モダンインフラストラクチャー、ワークスタイルを基軸に、デジタルトランスフォーションをリアルに実践するパナソニック、日本瓦斯、クレディセゾンのデジタルリーダーが集結する。
デジタルトランスフォーションは企業にさまざまな可能性をもたらすが、その変革の歩みが“失われた20年”によって阻まれる現実もある。具体性を欠いたワークスタイル変革では、見かけの業務時間を減らすだけにとどまり、生産性の向上という本来の目的には進めない。パナソニックは、リーダーシップによって人、組織、文化を変えると同時に、デジタルで組織が抱えるさまざまな諸課題を可視化し、テクノロジーを活用して新たな組織を作り上げつつある。
日本瓦斯は、自由化によって競争が激化するエネルギー市場において、クラウドをはじめとするモダンインフラストラクチャーを活用し、既存のビジネスが持つ潜在的な価値を具現化し続けることによって競合優位性を獲得している。
デジタルトランスフォーションは、破壊とゼロからの創造が全てではない。企業が有する能力を最大限に引き出すことこそが重要であり、まさにその実践において注目されるクレディセゾンが、デジタルトランスフォーションの真実を解き明かしてくれる。
新時代のビジネスに向けたテクノロジーの活用とデジタルトランスフォーションのリアルを知ることができる「ZDNet Japan Summit 2019」にぜひご参加いただきたい。(プログラム詳細とお申し込みはこちら)