三井住友カード、法人顧客の業務効率化支援でSB C&Sと協業

NO BUDGET

2019-11-05 12:52

 三井住友カードとSB C&Sは、法人顧客の経理処理の効率化支援に関する業務提携を開始する。これにより、「三井住友コーポレートカード」および同カードと連携可能な経費精算システムを利用している法人顧客は、SB C&Sが提供するビジネスプロセスアウトソーシング(BPO)サービスを利用できるようになり、経費精算の申請や領収書突合などの煩雑な業務がより効率化できる。

 またSB C&Sは、これまで銀行振り込みだけだったBPOサービスの料金支払い方法に、新たに「三井住友コーポレートカード」による決済を追加し、サービス導入企業の利便性を向上させる。

BPOサービスイメージ
BPOサービスイメージ

 SB C&Sでは、経費精算システムを導入している企業に対し、経費精算過程における領収書の電子化、システムへの入力や確認、承認といった一連のノンコア業務をアウトソーシングとして受け入れるサービスを提供している。またRPA/AI-OCR(人工知能を付加した光学的文字認識技術)を活用したBPOサービスを開発中で、高精度・高スピードのBPOサービスの提供が可能になる。

 三井住友カードでは、「三井住友コーポレートカード」を幅広い業種や規模の企業に提供し、従業員の立替負担軽減や、現金出納事務、煩雑な精算業務の合理化を支援している。同カードは、航空券チケットレス発券サービスや経費精算システムへのカード利用データ連携、管理しやすいマンスリー残高管理方式、企業の経理担当者がリアルタイムで法人カード利用をコントロールできるソリューション「コーポレートカードコントロール」などの機能を提供している。

ZDNET Japan 記事を毎朝メールでまとめ読み(登録無料)

ホワイトペーパー

新着

ランキング

  1. セキュリティ

    セキュリティ対策で注目の「OSINT」、自組織の防御に役立つ基礎知識と活用方法を解説

  2. セキュリティ

    攻撃者は侵入ではなく“ログイン”する、エンドポイントとアイデンティティセキュリティを連携すべき理由

  3. モバイル

    目前の「Windows 10」サポート終了、「Windows 11」への移行負担を解消する最適解とは

  4. セキュリティ

    こんなにあった!従来型SIEMが抱える課題──次世代SIEMに必須の“8つの要件”とは?

  5. ビジネスアプリケーション

    データリーダーが知っておくべき、AI活用の投資対効果を高める「実効性のある戦略策定」の進め方

ZDNET Japan クイックポール

所属する組織のデータ活用状況はどの段階にありますか?

NEWSLETTERS

エンタープライズコンピューティングの最前線を配信

ZDNET Japanは、CIOとITマネージャーを対象に、ビジネス課題の解決とITを活用した新たな価値創造を支援します。
ITビジネス全般については、CNET Japanをご覧ください。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]