
※クリックすると拡大画像が見られます
2019年1月には、PRIVIOのA3ビジネスインクジェット複合機をアップデート。プリンターはA3ながらコピー、スキャンをA4として設置面積をコンパクトにした「MFC-J5630CDW」、ファーストタンクシリーズに電話機能を加えた「MFC-J1605DN」を追加した。
また、5月には業務向けラベルプリンターとして感熱、熱転写兼用モデル「TD-4520TN」など5機種を、10月にはカバンに収まる薄型感熱モバイルプリンター「MPrint」シリーズのA7モデル「MW-170」を発表。より細かいニーズに対応できるようラインアップを拡充しているという。

ラベルやモバイルプリンターも拡充(出典:ブラザー)

※クリックすると拡大画像が見られます
多岐にわたる活用方法が想定できるため、自社ウェブサイトでは想定の活用シーンや導入事例などを業種ごとに紹介する「ブラザービジネスNAVI」を展開。様々なコンテンツを揃えている。
「シングル、複合機、カラー、モノクロ、インク、レーザーなど、幅広いラインアップあるのが強み。顧客に対してどのモデルがメリットがあるのか、コストも含めて提案していく」(野村氏)
クラウド連携に運用管理--ソフト面にも注力
クラウドサービスとの連携にも対応。「Evernote」「Dropbox」をはじめとした各種クラウドサービスに直接アクセスできる。スキャン書類のアップロード、クラウド上のデータ印刷などがPC不要でできるという。ファクスはクラウドへの直接アップロードも可能。

クラウドサービスとの連携イメージ(出典:ブラザー)
機器が増えれば増えるほど複雑化する管理者向けには、機器を管理できるWindows向けのソフトウェア「BRAdmin」を無償提供している。ネットワークに接続していれば機器の設定、ステータスの確認などがPC上でできるという。
インク切れなどの消耗品の状態に加え、紙詰まりといったエラー情報などを管理者にメール通知可能。総務などの担当者が遠隔から操作、確認できるため、営業拠点などのサテライトオフィスの負担も軽減できるという。
「本社以外の場合、総務などの担当がいない拠点も多い。地方拠点でもネットワークでつなげれば、業務外の雑務を削減できる」(野村氏)。JUSTIO、PRIVIOのほか、ブラザー製のスキャナでも活用可能。

離れていてもPCから確認できる(出典:ブラザー)