Microsoftは「Dynamics 365 Talent Attract」「Dynamics 365 Talent Onboard」アプリの提供を米国時間2022年2月1日に終了する準備を進めているという。Microsoftが先週明らかにした。Microsoftは、「LinkedIn Talent Hub」に移行することを推奨している。さらに、MicrosoftはDynamics 365 Talentの「コア」HR機能の一部を再パッケージ化し、「Dynamics 365 Human Resources」として2020年2月3日にリリースする予定だ。
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Microsoftは12月6日に公開した複数のブログ記事(1つはMicrosoft MVPのJukka Niiranen氏がTwitterで知らせてくれた)で発表している。「Dynamics」のウェブサイトには、今回発表された変更がすでに反映されており、Dynamics 365 TalentはDynamics 365 Human Resourcesになったと書かれている。
Microsoftは8日、DynamicsのコアHR機能を使用しているユーザーに対し、新しいDynamics 365 Human Resources製品に自動的に移行されると伝えた。Microsoftによると、同社はそれまでAttractとOnboardのサポートを継続するという。また、現在利用中のユーザーは2020年6月6日まで契約を更新できるという。Microsoftは2022年2月1日までAttractとOnboardの重大なバグに対処するが、新しい機能が追加されることはない。
LinkedIn Talent Hubは人材獲得、管理、採用のための採用管理システム(ATS)だ。中核的なLinkedInのネットワークに基づいて構築されている。
Microsoftは、人材管理(HCM)製品Dynamics 365 Talentを2017年7月に公開した。その際、LinkedIn Recruiterも統合されるとしていた。
Microsoftは6日の別のブログ記事でも、Dynamics 365 Human Resources製品に今後追加される機能について説明している。
Microsoftは2016年にLinkedInを262億ドルで買収した。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。