マイクロソフトは米国時間7月10日、かねてから約束していた「LinkedIn」を統合したソリューションの第一弾として「Microsoft Relationship Sales」の一般提供を開始した(Relationship Salesは「Microsoft Dynamics 365 for Sales」と「LinkedIn Sales Navigator」を組み合わせた製品だ)。
では、製品提供ロードマップで次に登場する製品は何になるのだろうか?
LinkedInの買収に関して、欧州連合(EU)の執行機関である欧州委員会(EC)の最終承認が2016年12月に下りた際、Microsoftの最高経営責任者(CEO)Satya Nadella氏は両社製品の統合に向けた最優先項目をいくつか挙げていた。Sales NavigatorとDynamics 365の統合はその際のリストに含まれており、他には「Office 365」、トレーニング、「Windows」といった面での統合計画がいくつか挙げられていた。
7月17日には、同リストで2つ目の項目に挙げられていた、LinkedInの「Windows 10」用デスクトップアプリが公開され、LinkedInの通知がWindows 10の「アクションセンター」から直接確認できるようになった。
一方、世界のパートナーを対象に7月9日〜13日に開催されたカンファレンス「Microsoft Inspire 2017」では、LinkedInとDynamics 365のさらなる統合が披露されていた。
MicrosoftのHCM(人材管理)製品であり、7月中に一般提供が開始される「Dynamics 365 for Talent」には、「LinkedIn Recruiter」も統合されるという。Dynamics 365 for Talentを使うことで、Office 365とDynamics 365、LinkedInのデータを横断する包括的な人材プロフィールを作成できるようになる。
またMicrosoftは、LinkedInのユーザー企業による「会社ページ」をモニタし、該当ページからの投稿やコメントに対応する機能の追加にも取り組んでいる。この機能は、同社のDynamics 365ロードマップページによると「現在開発中」だという。同機能はDynamics 365 for Salesや「Dynamics 365 for Customer Service」(CRM)、「Dynamics 365 for Field Service」「Dynamics 365 for Project Service Automation」に追加される予定だ。
提供:Microsoft