田中科学機器製作、マイクロソフトのERPをノンカスタマイズで導入

NO BUDGET

2020-02-26 13:42

 パシフィックビジネスコンサルティング(PBC)は、田中科学機器製作へ中小企業向けオールインワンクラウドビジネスアプリケーション「Microsoft Dynamics 365 Business Central(Dynamics 365 Business Central)」をノンカスタマイズで導入し、5カ月で同社のデジタル変革(DX)を実現したと発表した。

 田中科学機器製作は、石油・石油化学分野における自動試験器や分析機器などを製造・販売しているメーカーで、世界30カ国に販売代理店を展開している。だが少人数の本社スタッフが業務を担っており、資材の在庫管理など、さまざまな業務において属人化が進んでいた。

 代理店との事務処理はExcelを用いた帳票が中心となっており、サプライチェーンも旧態依然とした帳票処理のままとなっていた。さらに、社内の管理においても課題は多く、約20年前に会計や販売を管理するパッケージソフトを導入したものの、データを完全に連携管理するまでには至っていなかった。

 そこで、2019年3月にERP(統合基幹業務システム)の導入に向けたプロジェクトを開始し、Dynamics 365 Business Centralの導入を決定した。

 Dynamics 365 Business Centralは、中堅中小企業向けERPであるDynamics NAVの全機能を継承し、Dynamics 365シリーズの新たなラインアップとして提供されているサービス。今回の導入において田中科学機器製作は、月締め請求機能や消費税レポート、ファームバンキング対応など、日本固有の商習慣に対応したPBCのオプション「J-Pack」を活用するなどして、ノンカスタマイズでの導入を実現。田中科学機器製作は、カスタマイズが原因でトラブルが発生するリスクなどを考慮し、ノンカスタマイズを選択したという。

 同社は今後、Dynamic 365 Business Centralの生産管理機能を稼動させ、同時に導入した「Power BI」との連携を深め、在庫の最適化などに役立てていくとしている。

 

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