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記事まとめ「テレワーク常態化で見えたこと」

NTTデータ、地方公共団体にAI-OCRやRPAのサービスを無償提供

大場みのり (編集部)

2020-05-07 07:00

 NTTデータは5月1日、新型コロナウイルスの感染拡大に伴う「特別定額給付金」の支給業務を行う地方公共団体に向けて、紙の資料をデジタル化するAI-OCR(人工知能を活用した光学文字認識)サービス「NaNaTsu AI-OCR with DX Suite」、RPA(ロボティックプロセスオートメーション)ツール「WinActor」、WinActor に関するeラーニングについて無償提供すると発表した。期間は給付金の支給期間である5月1日~7月31日で、6月30日まで利用申し込みを受け付ける。

 NaNaTsu AI-OCR with DX Suiteは、LGWAN-ASPが利用可能な地方公共団体向けのサービス。LGWAN-ASPでは、安全性が高いとされるLGWAN(総合行政ネットワーク)を介して、各種行政事務サービスを提供する。同サービスでは、手書きの申請書類をスキャンした画像ファイルを、LGWAN上に構築したAI-OCRサービスにアップロードするだけで、デジタル化できるという。

 加えて、給付金申請書に「給付コード欄」を設けたレイアウトや、AI-OCRで自動入力するための帳票定義、申請対応業務を自動化するためのWinActorシナリオも提供する。これにより地方公共団体の職員は、導入作業を行えば給付金の支給業務を自動化できるとしている。

 現在、地方公共団体などの行政機関は、特別定額給付金の迅速な支給が求められている。また、各自治体の職員から「支給業務を開始するための準備に追われている」との声が寄せられているという。

 こうした状況を受けてNTTデータは、業務自動化技術により職員の負荷軽減に貢献すべく、NaNaTsu AI-OCR with DX Suiteとeラーニングの無償提供を4月に開始した。そして今回、特別定額給付金事業の緊急実施が決定されたため「特別定額給付金支給業務自動化ソリューション」として、さらなるサービスの無償提供に至ったとしている。

 特別定額給付金の支給業務において地方公共団体は、住民からの給付金申請を電子申請/紙の申請書で受け付け、データのシステム入力や支給審査を経て、入金処理を行う。NTTデータは「特別定額給付金支給業務自動化ソリューション」により、AI-OCRが紙の申請書をデジタル化したり、RPAがテキストやデータのシステム入力をしたりすると説明する。また、自動化技術が支給審査業務における照合業務や、振り込みデータの作成を補助するとのことだ。

利用イメージ(出典:NTTデータ)
利用イメージ(出典:NTTデータ)
特別定額給付金申請書をAI-OCRで読み取った結果例(出典:NTTデータ)
特別定額給付金申請書をAI-OCRで読み取った結果例(出典:NTTデータ)

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