セキュリティの「RSA Conference」、2021年は2月ではなく5月開催に

Catalin Cimpanu (ZDNET.com) 翻訳校正: 編集部

2020-05-25 10:42

 サイバーセキュリティカンファレンス「RSA Conference 2021 USA」の主催者は、新型コロナウイルスのパンデミックを受け、公衆の衛生および安全に関する懸念から、開催時期を変更すると発表した。

RSA Conference

 RSA Conferenceのシニアディレクター兼ゼネラルマネージャーであるLinda Gray Martin氏は、「RSA Conferenceは、2021年のイベントを2月から5月17日の週に変更することにした」と述べた

 「カリフォルニア州サンフランシスコのMoscone Centerでイベントを現地開催し、堅牢かつ革新的なバーチャルのエクスペリエンスも提供する」(Martin氏)

 同カンファレンスは例年、2月末から3月初めにかけて開催されている。

 RSAの主催者は、新型コロナウイルスのまん延が起こり始めた時期に2020年のイベントを現地開催したことで、激しく非難されていた。多くのテック関連イベントやセキュリティカンファレンスは中止、延期、オンラインでの開催となった。RSA Conferenceのイベント終了後には、少なくとも参加者2名が新型コロナウイルス感染症の検査で陽性となったとされている。

 RSAのアジア太平洋および日本地域でのイベント「Asia Pacific&Japan 2020」はオンラインイベントとして7月15〜17日に開催される予定だ。

 RSAの主催者は、2021年の計画について細部まで詰め切れていないと述べる一方で、計画を策定していくなかで今後の情報伝達の透明性を高めていくと約束した。

この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。

ZDNET Japan 記事を毎朝メールでまとめ読み(登録無料)

ホワイトペーパー

新着

ランキング

  1. ビジネスアプリケーション

    生成 AI 「Gemini」活用メリット、職種別・役職別のプロンプトも一挙に紹介

  2. セキュリティ

    まずは“交渉術”を磨くこと!情報セキュリティ担当者の使命を果たすための必須事項とは

  3. セキュリティ

    迫るISMS新規格への移行期限--ISO/IEC27001改訂の意味と求められる対応策とは

  4. セキュリティ

    マンガで分かる「クラウド型WAF」の特徴と仕組み、有効活用するポイントも解説

  5. セキュリティ

    警察把握分だけで年間4000件発生、IPA10大脅威の常連「標的型攻撃」を正しく知る用語集

ZDNET Japan クイックポール

所属する組織のデータ活用状況はどの段階にありますか?

NEWSLETTERS

エンタープライズコンピューティングの最前線を配信

ZDNET Japanは、CIOとITマネージャーを対象に、ビジネス課題の解決とITを活用した新たな価値創造を支援します。
ITビジネス全般については、CNET Japanをご覧ください。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]