アシストは7月13日、機械学習の自動化プラットフォーム「DataRobot」の取り扱いを開始すると発表した。DataRobotの販売とサポートを提供することで、人工知能(AI)事業へと本格参入する。今後3年間で50社に導入し20億円の売り上げを目指している。
アシストは、2016年にデータプレパレーション「Paxata」の日本総代理店として販売を開始。機械学習におけるデータの前処理はAIプロジェクトの成功に不可欠であり、処理の効率化や自動化が重要な課題となってきたという。これまでもDataRobotとPaxataを組み合わせたAIプロジェクトでは、DataRobotとともに支援を行ってきた。
2019年12月にDataRobotがPaxataを買収したことで両製品が合流し、今回、アシストでもDataRobotの取り扱いを始めることとなった。同社独自の製品であるデータ活用基盤「aebis」や業務自動化ソリューション「AEDAN」に加え、新たにAIソリューションとしてDataRobotを位置付け、エンドツーエンドでAI活用基盤の構築を支援していくとしている。