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IBMとレッドハット、アドビが規制産業向けのデータ駆動マーケティングで提携

Stephanie Condon (ZDNet.com) 翻訳校正: 編集部

2020-07-22 14:10

 IBMとRed Hat、Adobeは米国時間7月21日、銀行やヘルスケアといった規制の厳しい業界が顧客データを適切に保護しつつ、パーソナライズしたマーケティングキャンペーンを展開できるよう支援することを目的とする戦略的な提携を締結したと発表した。

 データ駆動マーケティングは、顧客のデータをパブリッククラウド上に移送できないことの多い規制の厳しい業界にとって極めて難しいものとなる場合がある。このような課題に対応するため、Adobeはオープンソースのコンテナプラットフォーム「Red Hat OpenShift」上で「Adobe Experience Manager」を利用可能にし、企業がどのようなハイブリッドクラウド環境からでもマーケティングキャンペーンを展開できるようにすることを目指す。

 またIBMは、IBMの金融サービス対応パブリッククラウドを活用し、Adobe Experience Managerを金融業界の顧客向けに拡張して、セキュリティ要求や規制当局からの要件を満たせるよう支援する。

 さらに、IBM Servicesのビジネスデザイン部門であるIBM iXは、「Adobe Creative Cloud」や「Adobe Experience Cloud」「Adobe Document Cloud」といった、Adobeのコアエンタープライズアプリケーションの顧客すべてに向けて統合されたサポートを提供する。

 AdobeのDigital Experience担当エグゼクティブバイスプレジデント兼ゼネラルマネージャーAnil Chakravarthy氏は声明で、「企業はこれまで以上に、顧客とデジタルでつながる取り組みを加速させている」とし、IBMとRed Hatとのパートナーシップで、規制産業の企業がリアルタイムの顧客データを利用して、あらゆるデジタルなタッチポイントで安全かつ大規模に顧客エクスペリエンスを提供するとともに、規制を遵守できるようにしたいと述べた。

 IBMにとって、このパートナーシップはハイブリッドクラウド導入を促す取り組みを前進させるものとなる。IBMの最高経営責任者(CEO)Arvind Krishna氏は2020年春に就任した際、従業員に対し、「ハイブリッドクラウドと人工知能(AI)は、当社の顧客の変化を促す2つの主要な推進力だ」と説明していた。

 このパートナーシップの下、IBMも自社の世界的マーケティングに向け、Adobe Experience Cloudを採用する計画だ。

この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。

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