さらにOutlookには、画像ファイルをメールで送信する際に圧縮を制限する機能を追加。Outlookを起動した際に開くアイテム(メールや予定表など)を選択するオプションが加わった。
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Microsoft TeamsはWindows 10の通知機能に対応し、通知設定の再整理が加わった。また、チャット通知のプレビューを無効にできる。チャネル情報の概要や会話に対して推奨を求める機能も加わった。
なお、リリースノートに記述はないが、メインウィンドウとオンライン会議ウィンドウを分離する機能がロールアウトされている。筆者は未確認だが、最大49のビデオ表示や参加者10人以上で使用できるラージギャラリービューも利用可能と思われる。
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iOS版Outlookの検索結果。テキストボックス下に「すべて」「メール」「連絡先」「イベント」のアイコンが並び、検索結果を絞り込める
macOS版を含むその他の更新
バージョン16.39(ビルド 20071300)に更新したmacOS版だが、リリースノートによれば、WordやExcel、PowerPointがアニメーションGIFをサポートし、Excelはグラフのデータラベルの追加と削除が可能になった。Outlookはアクション可能なメッセージに対応している。なお、リリースノートに記述はないが、アカウントの2要素認証が有効な場合、アプリケーション用パスワードの設定が不要になった。
バージョン2.38.200708032に更新したiOS版だが、前回紹介したOutlookの検索結果にメールや連絡先、イベントを切り替えるアイコンの追加を確認した。これ以外の変更点はない。
Android版は更新されず、ウェブ版Wordがメンション機能、ウェブ版Excelは複数ウィンドウによる同時編集、ウェブ版PowerPointはストック画像のサポートが加わった。