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マイクロソフト、「Azure Stack」にエッジ端末や新サービスを追加

Mary Jo Foley (ZDNet.com) 翻訳校正: 編集部

2020-09-23 12:57

 Microsoftは米国時間9月22日、同社の「Azure Stack Edge」製品群に対して、新たに3種類のエッジコンピューティングデバイスを追加したと発表した。また同社は、ハイブリッドコンピューティングへの継続的な取り組みの一環として、「Azure Stack HCI」で動作する「Azure Kubernetes Service」(AKS)とともに、「Azure Arc」対応の新サービスについても発表した。

Azure
提供:Microsoft

 「Azure Stack Hub」は当初、「Azure Stack」と呼ばれていたハイブリッドコンピューティングプラットフォームが名前を変えたものだ。また、Azure Stack Edgeは「Azure Data Box Edge」が名称変更されたものだ。その一方で、「Microsoft Azure」に接続しつつオンプレミス環境で仮想化されたワークロードを実行するというAzure Stack HCIは、現在でもその名前で呼ばれている。そしてAzure Arcは、クラウドサービスがどのクラウドでホストされているのかに関係なく、それらサービスを一元的に管理できるようにするための戦略および関連サービス/ソフトウェアだ。

 Microsoftは、「AWS Outposts」に対抗するAzure Stackブランドのサービスにも取り組んでいる。開発コード名は「Azure Fiji」とされている。物理ハードウェアで稼働するAzureを顧客に直接提供するサービスとなり、近く登場するとみられる。しかし同社は、22日から開催されている「Microsoft Ignite 2020」ではこのサービスについて発表しないようだ。

 Azure Marketing担当コーポレートバイスプレジデントのJulia White氏は、オンライン開催となったIgnite 2020での発表に関するビデオで「われわれのアプローチは、マルチクラウドとマルチエッジだ」と述べた。

 同社はIgniteで3種類のAzure Stack Edgeデバイスを新たに披露した。「Azure Stack Edge Pro with GPU」は、データセンターやブランチロケーション向けに最適化されたラックマウント可能な1Uのデバイスだ。現在のところGPUとして「NVIDIA T4 Tensor Core」が利用可能だ。また「Azure Stack Edge Pro R」は、データセンターレベルの耐久性を有した、NVIDIA T4 Tensor Core搭載デバイスだ。この製品は持ち運び可能なトランジットケースに格納されており、オプションとして無停電電源装置(UPS)も装備できる。「Azure Stack Edge Mini R」は、IntelのVPUを搭載しており、エッジでの処理を想定して、バックパックにも収容できる高い耐久性を確保したバッテリー駆動型のウルトラポータブルデバイスだ。

 Microsoftは、これらエッジデバイスによる、ストレージやコンピュート、仮想マシン(VM)、Kubernetesのワークロードの処理能力をアピールしている。

 また同社は、Azure Arcの新機能を発表した。今回、Azure Arc対応サーバーが一般提供されたことで、本番ワークロード向けの「Windows」サーバーおよびLinuxサーバーの双方で利用可能になった。Azure Arcによってユーザーは、サーバーワークロードがどこにあるのかに関係なく、Azure管理ポータル経由で在庫状況やガバナンスから、サーバー設定に至るまでを一元的に管理/組織化できるようになる。

 さらに今週、Azure Arc対応KubernetesとAzure Arc対応SQL Serverがパブリックプレビュー段階になったと発表された。この他にもAzure Arc対応のデータサービスもパブリックプレビュー段階になったと発表された。なお今週から、「Azure SQL Managed Instance」と「Azure PostgreSQL Hyperscale」が、オンプレミスのサーバー、エッジ、Microsoftのパブリッククラウド、Microsoft以外のパブリッククラウドなどのどこにあっても一元的に管理できるようになった。

 また、Azure Stack HCIで動作する同社のAKSも今週からプレビュー版が利用可能となっている。マネジメントツールについては、「Windows Admin Center」が「Azure Portal」でプレビュー利用が可能になっている。 Azure Portalから直接Azure仮想マシンでWindows Serverの管理を行えるようになる。

 さらにMicrosoftは、「Azure VMware Solution」の一般提供(GA)を発表した。

この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。

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