野村総合研究所(NRI)は、企業のデジタル化推進に必要な組織能力を診断/ベンチマークする「DiMaC:Digital Management & Capability assessment(ディマック)」の提供を開始した。
DiMaCの診断項目(出典:NRI)
DiMaCでは、デジタル化の推進に必要な組織能力の現状を網羅的に診断し、ベンチマークによって自社のポジションを可視化した上で、課題と対策を明らかにする。これまで多くの企業に対してデジタル化を支援してきた経験を基に、独自に作成した診断項目を用いて「Vision」「Governance」「Capability」それぞれのレベルを診断する。
また、「金融」「機械製造」「素材、他製造業」「建設」「流通」「運輸、通信、インフラ」「情報サービス」「その他サービス業」など、幅広い業種データを保有しており、同業種や売上規模が近い企業、先進企業群との比較も可能となっている。
DiMaCのレポートイメージ(出典:NRI)
診断結果からデジタル化推進の課題を分析し、実効的な対策を提示する。通常は約1〜2カ月で、インタビューから課題分析、対策整理までを実施。インタビューを通して診断対象の企業/部門における現状を把握後、診断を実施し、課題を分析した上で今後の方向性を整理していく。