富士ソフト、蔦屋書店のシステムをAWS上でリアーキテクト

NO BUDGET

2021-01-15 09:57

 富士ソフトは、蔦屋書店のアマゾン ウェブ サービス(AWS)への移行を支援し、クラウドファーストの基盤を構築した。複数のシステムが複雑に連携し絡み合う状態のオンプレミスの環境から、標準的でマイクロサービス化したクラウド環境へのリアーキテクト(クラウドシフト)を実現した。

 蔦屋書店は2017年から、クラウドファーストを基本としたDX(デジタル変革)を検討しており、今回第一フェーズとして、富士ソフトのAWS導入支援サービスを活用し、AWS上でリアーキテクトを実施した。

(出典:富士ソフト)
(出典:富士ソフト)
(出典:富士ソフト)
(出典:富士ソフト)

 同社の移行前の各サービスのシステムは、開発された時期が異なることもあり、独自の改修を続けたことで複雑に連携している状態となっていた。

 そこで運用/保守の負担が大きくなっていた多数のサーバーを、マイクロサービス化してAWS上にリアーキテクトした。これにより、システムの標準化とハードウェアの保守からの解放され、運用業務が大幅に低減するとともに、システム改善に注力できる環境となった。

 今後はAWSの充実したエコシステムを活用し、第二フェーズでは全サービスのクラウド化を、第三フェーズでマルチクラウド化を目指していくという。

ZDNET Japan 記事を毎朝メールでまとめ読み(登録無料)

ホワイトペーパー

新着

ランキング

  1. セキュリティ

    AIサイバー攻撃の増加でフォーティネットが提言、高いセキュリティ意識を実現するトレーニングの重要性

  2. セキュリティ

    最も警戒すべきセキュリティ脅威「ランサムウェア」対策として知っておくべきこと

  3. 運用管理

    メールアラートは廃止すべき時が来た! IT運用担当者がゆとりを取り戻す5つの方法

  4. セキュリティ

    「どこから手を付ければよいかわからない」が約半数--セキュリティ運用の自動化導入に向けた実践ガイド

  5. セキュリティ

    クラウド資産を守るための最新の施策、クラウドストライクが提示するチェックリスト

ZDNET Japan クイックポール

所属する組織のデータ活用状況はどの段階にありますか?

NEWSLETTERS

エンタープライズコンピューティングの最前線を配信

ZDNET Japanは、CIOとITマネージャーを対象に、ビジネス課題の解決とITを活用した新たな価値創造を支援します。
ITビジネス全般については、CNET Japanをご覧ください。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]