NECパーソナルコンピュータ(NECPC、千代田区)は1月19日、個人向けPCの新モデル6シリーズ33機種を発表した。新型コロナウイルス感染症の流行に伴うライフスタイルの変化に考慮してラインアップを強化。
14型ディスプレイノートPC、11型タブレットといった大画面モデル、紛失防止機能付きモデルなどを追加している。1月21日から順次販売する。
“ちょこっとモバイル”モデルを追加
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新たにラインアップに追加した14型ノートPC「N14」は、第11世代CPU「Tiger Lake」搭載の「N1475/BA」シリーズ、「AMD Ryzen 3 3250U」搭載の「N1435/BA」シリーズを用意。パールホワイトとネイビーブルーの2色、計4機種を展開するという。
オンライン会議を見据えて「Wi-Fi 6」に対応し、バッテリーは約12時間駆動するという。15型の作業性と12型、13型の持ち運びやすさのバランスをとった「ちょこっとモバイル」がコンセプトと説明している。
13.3型ワイド、12.5型ワイドのノートPC計16機種は「MAMORIO」搭載
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フラッグシップモデルとして展開する13.3型ワイドのノートPC「Pro Mobile」は、「Core i7-1165G7」、16GBのメモリー搭載でネイビーブルーの「PM950/BAL」、メモリー8GBでクラシックボルドーとフレアゴールドを加えた3色から選べる「PM750/BA」シリーズ、「Core i5-1135G7」搭載で3色から選べる「PM550/BA」シリーズの計7機種に刷新。
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また、学生向けモデルとして展開する12.5型ワイドのノートPC「N12」は「Core i7-1160G7」搭載、PCI Express(PCIe)接続のソリッドステートドライブ(SSD)約512GBを搭載する「N1275/BA」シリーズと、「Core i5-1130G7」、約256GBのSSDを搭載する「N1255/BA」シリーズをそれぞれネイビーブルー、メタリックピンク、パールホワイトの3色で展開。計6機種へ刷新している。
いずれも第11世代Tiger Lakeモデルとなるとともに、「ユニバーサルWindowsプラットフォーム」(UWP)アプリ「MAMORIO PC」をプリインストール。
Bluetooth Low Energy(BLE)を活用した落とし物防止タグ「MAMORIO」を開発するMAMORIO(千代田区)と共同開発した専用アプリで、対応機種のPCからMAMORIOの電波を発信可能。PC自体をMAMORIO化し、アプリをダウンロード済の自身のスマートフォンと一定距離離れると通知するよう設定できるという。
付近にあるMAMORIO搭載デバイスなどからのBluetoothを検知、PC紛失時の発見などを支援する「みんなで探す」機能も2年間活用できるとしている。
MAMORIOの「みんなで探す」機能イメージ」(出展:MAMORIO)
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