Microsoftは「Microsoft 365」と「Office 365」を使用するユーザーに向け、時間の節約につながる実用的なアップデートのロールアウトを開始したようだ。これにより、「Outlook」の電子メールクライアントに添付されているファイルを、コラボレーションアプリ「Microsoft Teams」に移動する際の手間が1つ減ることになる。
OutlookとTeamsを使用する一部のユーザーはこれまで、電子メールウィンドウ内で添付されているPDFや「Word」「Excel」といったファイルをTeamsに移す場合、いったんデスクトップにドラッグ&ドロップした上で、それをTeamsのファイルタブにドラッグ&ドロップする必要がある点に不満の声を上げていた。
Teamsのエンジニアが、MicrosoftのTeamsユーザーフォーラムで、この機能が利用可能になったと投稿している。フォーラムでこの機能が最初に提案されたのは2016年にさかのぼる。およそ6万1000もの提案がなされていたことを考えると、エンジニアらは多くの仕事に忙殺されていたのだろう。
Teamsのエンジニアリングチームに属するこのスタッフは、「ドラッグ&ドロップによって、Outlookから直接Teamsにファイルを移せるようになったことをお知らせする」としている。
またMicrosoftは、Teamsの無償版で、カレンダーを使ったミーティングスケジュールの登録機能を提供しようと取り組んでいるという。
このスタッフが、「この機能は現在、社内でテストしているところだ。利用可能になった時点で発表する予定だ」と投稿している。
この記事は海外Red Ventures発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。