「Microsoft Teams」、「Outlook」から直接ファイルをドラッグ&ドロップ可能に

Liam Tung (ZDNET.com) 翻訳校正: 編集部

2021-01-26 12:01

 Microsoftは「Microsoft 365」と「Office 365」を使用するユーザーに向け、時間の節約につながる実用的なアップデートのロールアウトを開始したようだ。これにより、「Outlook」の電子メールクライアントに添付されているファイルを、コラボレーションアプリ「Microsoft Teams」に移動する際の手間が1つ減ることになる。

 OutlookとTeamsを使用する一部のユーザーはこれまで、電子メールウィンドウ内で添付されているPDFや「Word」「Excel」といったファイルをTeamsに移す場合、いったんデスクトップにドラッグ&ドロップした上で、それをTeamsのファイルタブにドラッグ&ドロップする必要がある点に不満の声を上げていた。

 Teamsのエンジニアが、MicrosoftのTeamsユーザーフォーラムで、この機能が利用可能になったと投稿している。フォーラムでこの機能が最初に提案されたのは2016年にさかのぼる。およそ6万1000もの提案がなされていたことを考えると、エンジニアらは多くの仕事に忙殺されていたのだろう。

 Teamsのエンジニアリングチームに属するこのスタッフは、「ドラッグ&ドロップによって、Outlookから直接Teamsにファイルを移せるようになったことをお知らせする」としている。

 またMicrosoftは、Teamsの無償版で、カレンダーを使ったミーティングスケジュールの登録機能を提供しようと取り組んでいるという。

 このスタッフが、「この機能は現在、社内でテストしているところだ。利用可能になった時点で発表する予定だ」と投稿している。

この記事は海外Red Ventures発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。

ZDNET Japan 記事を毎朝メールでまとめ読み(登録無料)

ZDNET Japan クイックポール

所属する組織のデータ活用状況はどの段階にありますか?

NEWSLETTERS

エンタープライズコンピューティングの最前線を配信

ZDNET Japanは、CIOとITマネージャーを対象に、ビジネス課題の解決とITを活用した新たな価値創造を支援します。
ITビジネス全般については、CNET Japanをご覧ください。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]