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記事まとめ「テレワーク常態化で見えたこと」

オフィスをリアルとデジタルから自由に選択--凸版印刷、「IoA Work」を試験提供

NO BUDGET

2021-02-16 11:10

 凸版印刷は、バーチャルとリアルを融合した新しい働き方を支援するサービス「IoA Work(ワーク)」を開発し、試験提供を開始した。

 IoA Workは、凸版印刷の技術「IoA仮想テレポーテーション」を用いて、利用者がオフィスをリアル空間とデジタル空間から自由に選択し、新しいリモートワークの環境を提供する。

 同サービスは、コクヨのパーソナルワークスペース「WORK POD(ワークポッド)」をカスタマイズした「IoA POD」で利用できる。オフィスはデジタルツインの概念を基に、凸版印刷のデジタルアーカイブ技術により、現実のオフィスと同様の「デジタルツインオフィス」がデジタル空間上に再現され、利用者は双方の空間に存在するアバター(利用者の分身)を行き来し、リモートワークを行うことができる。

IoA PODから分身のロボットを操作しているイメージ(出典:凸版印刷)
IoA PODから分身のロボットを操作しているイメージ(出典:凸版印刷)
デジタルツインオフィスのイメージ(出典:凸版印刷)
デジタルツインオフィスのイメージ(出典:凸版印刷)

 IoA(Internet of Abilities:能力のネットワーク)は、東京大学大学院情報学環の暦本純一教授が提唱する未来社会基盤で、人間とテクノロジー/AI(人工知能)が一体化し、時間や空間の制約を超えて相互に能力を強化する。凸版印刷は、暦本教授との共同研究の成果を基にIoA仮想テレポーテーションを開発し、2019年4月から企業向けにさまざまなサービスを提供している。

 同サービスは、リアル空間では分身ロボットを、デジタル空間ではバーチャルアバターを使用し、利用者が抱えるさまざまな制約(時間、距離、性別、年齢)にとらわれない働き方を実現する。例えば、発売前の商品レビューは分身ロボットで実物確認、アイデアソンやブレストなどの価値観共有やブラッシュアップはデジタルオフィスのバーチャルアバター同士で行うといった使い方が考えられる。

 IoA PODは、曲面ディスプレイなどを用いて没入感を高め、より効果的な遠隔コミュニケーションを実現するとともに、さまざまな場所からオフィスに出社できる。また遠隔地のショールーム/オフィスにある分身ロボットやウェアラブルデバイス「IoANeck」を、5G(第5世代移動通信システム)通信でリアルタイムに接続し、リモートコミュニケーションを実現する。

 また、凸版印刷が培ってきた表現技術により、オフィス空間や家具などを正確にバーチャル空間に再現する。これによりリアル同様のオフィス空間で、バーチャルアバター同士による円滑なリモートワークコミュニケーションが可能となる。

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