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Google Cloud、スタートアップを支援する新たなパートナーシップやリソース

Larry Dignan (ZDNet.com) 翻訳校正: 編集部

2021-09-13 10:52

 Google Cloudは、大企業との大規模な契約のほか、アナリティクスや人工知能(AI)、機械学習を中心に展開する業界戦略を通して成長する一方で、スタートアップにもアピールしようとしている。

 同社は初となる「Google Cloud Startup Summit」で、ベストプラクティスやビジネスモデル、業界固有のアプローチをスタートアップと共有した。また、Google Cloudのテクノロジーとメンターシップを最大限に活用できるよう支援するためのプログラムを通して、スタートアップが利用できる新しいリソースとサービスを拡大していると明らかにした。イベントでは、Google Xのムーンショットの責任者Astro Teller氏がムーンショットファクトリーの立ち上げについて話した。

 Google Cloudのプログラムは128カ国で、デジタルバンキングや旅行、ヘルスケア、メディア、ゲーム、セキュリティなどをはじめとする業界のスタートアップをサポートしている。Google Cloudのスタートアップエコシステム担当ディレクターRyan Kiskis氏が明らかにした。Google Cloudは大企業の顧客にアピールするために多額の投資を行っているが、スタートアップも同様に重要だと同氏は言う。

 同氏は、「エンタープライズ向けの取り組みが数多くあるが、今日立ち上げられたスタートアップは今から10年も経たないうちにエンタープライズ顧客となるだろう」と述べた。さらに、「スタートアップは既存の存在を破壊的に変革しようとする中、新しいGoogle Cloudの製品やサービスを導入し、製品開発を前進させる可能性が一層高い」と話した。

 Google Cloudは、セキュリティ企業Orca Securityや、モダンなデジタルエンゲージメントプラットフォームを提供するNylasなどのスタートアップをサポートしている。これらの企業はより大規模な企業になる可能性があるという。結局のところ、EtsyやSnapchatといった顧客もスタートアップだった頃があった。

 テクノロジープロバイダーにとって、スタートアップにアピールすることは重要なタスクだ。いずれ巨大企業に成長するスタートアップもあるためだ。Palantirは先頃、スタートアップ向けのプログラムを立ち上げた。エンタープライズテクノロジー分野の企業の多くは、動きの速いスタートアップを重要なオーディエンスとみなしている。

 スタートアップを支援するGoogle Cloudの新たなパートナーシップやリソースは以下の通りだ。

  • Northstar GroupやGreylock、Sapphire Venturesなどのベンチャーキャピタルとのパートナーシップ。これらのパートナーシップの下、VC企業とGoogle Cloudは、スタートアップとのより強固な関係を構築できるようにするためのビジネスプランやコンテンツ、プログラミングを共同で開発する。
  • 北米、南米、欧州、アジアのクラウドや顧客体験の専門家で構成されるグローバルな「Startup Success Team」(スタートアップサクセスチーム)。成長の初期段階にあるスタートアップを指導するほか、そのようなスタートアップとの情報交換などを行う。
  • スタートアップが知識を共有するためのコミュニティーとして機能する顧客間(C2C)プラットフォーム。このC2Cプラットフォームは現在、プライベートプレビューとなっている。

この記事は海外Red Ventures発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。

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